交差積層の木造建築物

交差積層の木造建築技術は、接着板材および釘接合板材の2つのカテゴリーにわけることができます。 

交差積層接着板材すなわちCLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)は、他の建築資材と一緒に、壁、天井、屋根の板材として理想的に使える、素晴らしい汎用建築資材です。ほぞ継ぎされた材料が横方向に交互接着してCLT層をなし、2方向の荷重に対する耐久性が高くなります。層は常に奇数です:3、5、または7。交差する層でいわゆる固定効果が確保されることにより、湿度が変化しても板材の寸法は非常に安定し、木材乾燥の悪影響が減ります。CLT技術に建築的制限はないため、CLT板材は民家、アパート、工業用および商業用の建物の建設にどんどん使用されるようになっています。 

交差積層板材MHM®(ドイツ製品Massiv Holz Mauer)は、接着剤や化合物を一切使用しない、完全木材の乾燥壁要素です。物理的特性および生物学的特性の面で、優れた品質の構造物に仕上がります。積層板材は溝のある層から作られます。溝があることによって、そこに空気がたまり、構造物の断熱および遮音特性が達成され、さらには水の悪影響が及んでもすぐに乾燥します。アルミ製の釘を使用した横方向の接合で、均一な強度の構造物になります。技術的に乾燥した木材のみが生産に使われていることで、木の構造物は害虫から守られます。均一で耐久性のある構造物MHM®は、応用の可能性を広げます。

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